竹原町並み保存地区の入口にある、日の丸写真館の対岸に酔景の小庭という公園ができました。
ここは以前、広島銀行があった場所なんですね。石畳が敷かれ、ベンチとトイレ付きの公園で、観光のときに休憩したり景色を眺めたりすることができるようになっています。
この公園が素晴らしいところは、ここから見える景色なんですね。対岸に、かつて竹原で製塩された塩を荷出していた船着場の雁木と常夜灯、そしてその向こうには、かつて国道185号線だった竹原の陸路で最も交通の往来があった交差点、そして竹原の街のシンボルのような日の丸写真館と普明閣(写真左上)。これらを一直線に望むことができるんです。
※写真は、雁木と常夜灯
そして、公園の後ろ側には「森川邸」があります。大正期に塩田の一番浜に建てられた豪邸です。
町並み保存地区に入る前、または散策後にここからの景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
酔景の小庭
場所 竹原市中央3丁目17−16
大きな地図で見る