宮島に渡る前にまず宮島口でやっておくべきこと

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宮島口、ここから宮島へ渡る場所です。ここでは宮島に渡る前のことをいくつかご紹介します。

 

駐車場事情

車で宮島観光にいらっしゃった方は、宮島口周辺にある駐車場を利用してください。島内に宿泊される場合でも車は宮島口に駐車したほうが便利です。宮島口には多くの駐車場がありますので、後述する観光ピークの期間以外であれば、簡単に駐車場がみつかります。駐車料金は乗船口に近いほど高くなります。主な駐車場は一日料金で、乗船口に一番近い駐車場で一日1000円くらいです。

もっと安い駐車場を探したい方は、徒歩5分以内の場所に一日500円以内の駐車場があります。国道二号線の宮島口よりすこし東側の宮島ボートレース(競艇場)付近から、JR線路沿いに脇道があります。ここを入ると、その側道と国道に挟まれたところに、一日300円から500円の駐車場がいくつかあります。側道にある踏切を渡ったところにも、複数の駐車場があります。

また、観光ピーク期間のゴールデンウィーク、お盆、正月、紅葉時期の土日祝日は、宮島口周辺の駐車場は満車で停められないことも多々あります。確実に宮島に早く渡りたい方は、広島市内のマリーナホップに駐車して、そこから高速船を利用したり、広島市内・宮島間のコイン駐車場に駐車して電車などで宮島口に行く方法もあります。宮島口から広島電鉄で3駅の場所にある、タイムズJA広島総合病院第3駐車場は駐車台数が多く、インターネットで空車確認ができます。

 

 

どちらの船に乗るか、そのポイント

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宮島口から宮島へ渡るフェリーは2種類あります。フェリーは、予約の必要はありません。この写真右奥がJR船、左側が広島電鉄系の松大観光船です。両社は隣接した桟橋から昼間は15分毎に出港していて、便数も殆ど変わらず運賃も同じです。どちらに乗ってもあまり変わりませんので、こだわり無ければ出航時刻を見て早い方に乗るのが良いでしょう。

でも、ちょっとだけポイントを抑えておくとオトクなことがあるかもしれません。

 

[ポイント1] 船によっては運賃がおトクな場合がある

次のような場合に、船の運賃が不要だったリお得になる場合があります。

・JRの、広島周辺が観光できる「ぐるりんパス」など、乗り放題の範囲に「宮島航路」が含まれている乗車券が発売されています。(宮島航路に乗船できるものは、「宮島瀬戸内ぐるりんパス」、「青春18きっぷ」、外国人向けの「JAPAN RAIL FREE PASS」など。そのほか季節によって企画乗車券が発売される場合もあります。)これらのチケットを持っている場合は、JR船の運賃は不要です。青春18きっぷを持っていて宮島で宿泊し、その日にまだ列車に乗っていない場合には、宮島の乗船口の改札で日付スタンプを受けます。

・JRの割引制度が使える場合、列車の駅から宮島までの「通し切符」を買えばJR航路も一緒に割引になります。JRの割引制度というのは往復割引、学割、ジパング倶楽部、団体割引などのことです。なお、学割は片道101km以上、往復割引は片道601km以上の乗車が必要ですが、この適用条件はJRの鉄道営業キロに宮島航路の1kmを加えて計算します。

・広島周辺からJRを利用する場合、駅の自動券売機で「宮島」行きの切符が販売されています。これを購入すれば宮島口で再度切符を買うことなくJR船に乗船できます。ただし、この場合の運賃は別々に購入する場合と同額です。

・広島電鉄の電車・宮島航路一日乗車券があれば、松大観光船に乗船できます。この場合、宮島航路が含まれている一日乗車券が必要です。また、島内で弥山に登るロープウェイに乗る予定の場合は、この一日乗車券を持っていれば、ロープウェイの往復料金が割引になります。

・両船とも、交通系ICカード(ICOCAやSWICA)が利用できます。また、広島周辺のバス等で利用できるPASPYを利用すればフェリーの運賃が10円引きになります。

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※JR船のフリーパス表示です。

 

[ポイント2] 大鳥居に船で接近

船上から、大鳥居を正面に見ることができます。これはJR船の宮島口~宮島行き9:10~16:10の間に乗った場合です。この時間にJR船に乗船すれば大鳥居に接近する航路を通りますので、海側正面からの大鳥居を見ることができます。最初に大鳥居に向かって船が進み、左折して進行方向の右側に見えるようになりますので、よく見える座席に座ると良いと思います。

 

そうそう、でもまだ慌てて乗船しないでくださいね。その前に、ぜひやっておくべきことがありますので・・・

 

あなごめしうえのであなごめし弁当を買う

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この人々感。いきなり、見るからにハードルが高そうですね。

このお店の前の人だかりは、みんな、あなごめし弁当ができるのを待っている人たちなんですね。うえのさんは、宮島口の有名なあなごめしの老舗です。この瀬戸のあなごが入っている弁当がおいしくて人気なんですね。通常の土日ですとおよそ40分~90分待ちくらいです。

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あなごめしは、この包装紙に包まれているんですね。包装のデザインは数種類かあります。あなごめしって、かつて宮島口の駅弁として販売されていたんですよ。その頃と同じレトロな包装紙で包まれている弁当です。

 

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中には地元の宮島沿岸の海で採れた大きなアナゴがびっしりと乗っているんですね。この弁当は事前に予約ができることと、広島駅、宮島口駅の売店や広島の百貨店三越広島店、福屋本店などでも販売されています。

 

あなごめしうえの

場所 広島県廿日市市宮島口1丁目6

営業時間 弁当 9:00~19:00
(食事は10:00~19:00、予約不可)

電話 0829-56-0006

おきな堂のもみじ饅頭を買う

もうひとつ、船に乗る前に行っておかなければいけないところがあるんですね。「おきな堂」さんです。どうしてここに寄るかというと、おきな堂さんのもみじ饅頭は焼きたてが特別にうまいんですね。そして、その焼きたては、この宮島口にあるお店でしか買うことができないんです。

というわけで、ここではおみやげを買うのではありません。今すぐに船で食べるためのもみじ饅頭を買うんです。まぁ、あんまりたくさんは食べられないことや、この後の宮島のためにお腹を開けておいたほうがいいですので、買うのは2,3個程度でじゅうぶんだと思います。

 

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場所は、宮島口フェリー乗り場の直ぐ側です。JR宮島口駅から道路右側の歩道を歩くと途中にあります。

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おきな堂さんでは、店先に出されているもみじ饅頭は試食用だけなんですね。販売品は展示されていなくて、一個だけ買う時にでも、焼きたてが出されるんです。

 

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おきな堂

場所 広島県廿日市市宮島口1丁目10−7

営業時間 9:00~19:00

定休日 木曜日(時期によって振替あり)

 

 

では、いよいよ船に乗ります。動画は大鳥居前を通るJR船から撮影しました。船が動き始めてから到着までは無編集、乗船時間約10分間を全部撮っています。厳島神社と大鳥居は6:40辺りから見えはじめます。

 

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