入船山記念館前から、市民広場に沿って藤棚があります。市民広場に沿って半周、広場が使われていないときは 正面入り口まで広場内を横切ることもできます。
この道は市民広場正面口から呉中央桟橋方面へ行くレンガ敷の道路。大和ミュージアムの場所は、呉中央桟橋の前です。
JR呉駅からは南側の歩道橋をわたるとすぐですね。ゆめタウン呉の営業時間内は店内を横切ると近道です。
大和ミュージアムは呉市の施設で、正式名を「呉市海事歴史博物館」といいます。戦前には軍港、戦後は造船の町として発展した呉市は、日本の歴史の縮図のようなものなんですね。
大和ミュージアムでは、呉の歴史や戦艦大和の製造のことを通して、日本が軍事化の道に進んでいった歴史を見ることができます。また戦後、大型のタンカーを数多く作った呉の海事技術や、戦後のものづくり技術の発展の一端を見ることができます。
所要時間は、見学の方法によって大きく変わります。およそ2時間から3時間半程度です。
大和ミュージアム付近には、呉の港の光景や、戦艦大和の大きさを体験できる波止場があります。また写真の潜水艦は鉄のくじら館という、防衛庁の施設です。ここでは、自衛隊や戦前の軍隊についての紹介がされています。防衛庁の施設ですので、早い話がこういう活躍の姿を通して自衛隊の必要性を説いているというわけですね。まぁ、突っ込みどころも満載の施設です。大和ミュージアムのすぐ前にあり潜水艦に入ることもできて、なんと国の防衛費で無料で見学できます。日本では戦前、軍部が政権の実権を握っていたことなどを踏まえて展示を見ると面白いと思います。
大和ミュージアム
開館時間 9時から17時
入館料金 500円、高校生300円、小中学生200円
火曜休館(GW、夏休、年末年始は開館)
場所 広島県呉市宝町5−20
入船山記念館からの徒歩ルート
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