広島市内を走るカープラッピング電車

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広島市内を走る電車は、かつて全国を走っていた路面電車が集められていて動く博物館とも言われています。最近では、バリアフリーの最新型電車も数多く走っています。

カープ電車は、少し前に開発された新型車両が、カープのデザインにラッピングされた電車です。この電車、ただラッピングされているだけでなくて、色々と作り込まれているんですね。

 

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まずは、外観に注目。各、路面電車には車両番号が付番されています。カープ電車は5109号。カープ選手のユニフォームの背番号の字体が使われています。

ちなみに広電は、この番号の上二桁が型番を表していて、51xx番台は別名「グリーンムーバマックス」と呼ばれています。同型の電車が全部で10編成あり、カープラッピング電車はその中の9編成目ということになります。

 

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車内の様子です。つり革には赤白のカープボール、そして吊り棒にもカープイメージキャラクターのシールがびっしりと貼られています。窓枠もカープ色になっています。

 

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更には、天井の企業広告もカープデザインのものが主に使われていて、壁にはファンが書いた選手への応援メッセージや、選手の直筆サイン入り写真パネルもあります。

最近は、いろいろなラッピング電車やバスを見かけるようになりましたが、わたしは、「やるなら徹底的にやる」というところは大事だと思うんですね。最たる例はディズニーリゾートで、モノレールの窓枠までミッキーマウス型にしてみたり、送迎バスのアナウンスで、「今日はミッキーのバスに乗っていただきありがとうございます」、こんなことを当たり前のように徹底的にやっているんですね。

このカープラッピング電車も、電車でできることを徹底してやっている良い例だと思います。主に広島駅から、紙屋町を通って宇品港までの1号線で使用されていますが、時刻は公表されていないようなので乗ることができるとラッキーというところでしょうか。他にも、このルートを走っている電車にはサンフレッチェの応援電車もあります。外から見ただけですが、やはり同じように作り込まれているようです。

Youtubeの動画、特に紙屋町東を出発して、次は本通りのアナウンスをお聞き下さい。

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