毎年、この前で平和祈念式典が行われる場所です。慰霊碑は、平和公園がまだ建設中だった、1952年に除幕されました。埴輪の型は、このトンネルを通して、原爆ドームを望むことができるような設計になってています。その下には石棺が置かれ、この中に、原爆犠牲者の氏名が記載された過去帳が納められています。
建立:
1952年8月6日
碑文:
「安らかに眠って下さい
過ちは
繰返しませぬから」
■平和の灯、平和の池
原爆慰霊碑のすぐ裏側に、平和の池と平和の灯りがあります。平和の灯りの炎は、1964年に核兵器廃絶を願って設置され、核兵器廃絶が達成されるまで燃やし続けることになっています。炎は慰霊碑と原爆ドームを結ぶ線上に位置していて、灯火台の形は、手首を合わせて手のひらを空へ向かって広げて持っていることを表しています。
平和の灯の下から慰霊碑の方向に伸びる池は、平和の池と呼ばれています。被爆直後に亡くなった方たちが「水をくれー」と言いながら亡くなったことから、慰霊碑を、たっぷりの水で浮かび上がらせるための池です。
建設:
1964年8月1日