広島では、えべっさん、えびす講と呼ばれ親しまれているお祭りです。
えびす講は、三越の裏側にある神社、商売繁盛の守り神と言われる胡子神社のお祭りで、毎年11月18日~20日に行われます。約400年の歴史がある祭りで、広島では6月のとうかさん大祭、7月の住吉さん(住吉祭 夏祭り)と並ぶ広島の三大祭りです。
えべっさんと言えば、「熊手」
「熊手」これは、「こまざらえ」と読みます。熊手は青竹で作られています。幸運や財宝をかき集める縁起ものとされているんですね。大判、大福帳、打ちでの小槌、宝舟などの「七宝」が下げられていて、これが神社周辺にと並んでいる、露店で販売されているんです。値段は数百円から十万円以上のものまであって、前年よりも、ちょっとだけ良い物を買うのがいいと言われています。
この熊手は、胡子神社に持って行って木札に社名等を書いてもらい、祈祷代を払って祈祷してもらいます。
えべっさんと言えば、「大売り出し」
神社の祭りよりもこちらが目当ての方も、多いのではないでしょうか。えびす講に合わせて、えびす通り商店街を中心に「誓文払い(せいもんばらい)」と呼ばれる大売出しが行われるんですね。この周辺の商店街や繁華街の街中が一斉に大売り出しをして、一年で一番にぎわうのが、えべっさんの時なんですね。
今年は、歩行者天国の中央通りで、北広島町の「山王神楽」の夜神楽が披露されたり、広島のプロ・アマ太鼓グループによる太鼓競演なども予定されています。
えべっさんと言えば、「ドリミネーション」
えべっさんの開催時期には、すでに平和大通りの「ドリミネーション」が点灯しています。特にお勧めなのは、前日の11月17日夜です。えべっさんは18日から始まるんですが、この前日の夜は祭りの前夜祭のようなもので、すでに街は賑わっているんですね。また、この日はドリミネーションの点灯式もあります。クリスタルプラザビル前、17時50分からセレモニーでです。
胡子大祭(えびす講、えべっさん)
日時11月18日~20日
場所 胡子神社とその周辺一帯
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こんばんは。
昔は暴走族の引退式だったのですが,県警の取締によってすっかり浄化されましたね。
もみじ日記様 夜中までにらみ合い、なんてのが全国ニュースに出たこともありましたよね。たのしい祭りなので、良いことで有名になって欲しいです。