広島市郷土資料館は、宇品御幸にある宇品西公園の南側にあります。煉瓦でおしゃれな外観なのですが、もともとは、公園の敷地の場所も踏めた全部が旧陸軍の缶詰工場「陸軍糧秣支廠」となっていました。
広島港は、アジアへ陸軍を送る玄関口になっていたところで、その時に船に積み込む食料を作っていたというわけなんですね。
当時の日本全国に言えることなんですが、港近くにある重要な建物は、レンガ造りで建てられていることが多かったんですね。小樽や函館、横浜、神戸、門司などでも倉庫や工場として使われていた赤レンガの建物が、商業施設として利用されています。
被爆建物であり、原爆の時に折れ曲がった屋根がそのまま使用されている場所もあります。
資料館には、広島の人々の、古代からの生活の歴史が展示されています。
広島市郷土資料館
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日(休日の場合は翌日が休館)、年末年始(12/29~1/3)
料金 一般100円、高校生50円(小中無料) 30名以上は団体割引あり
場所 広島市南区宇品御幸2丁目6−20
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