竹鶴酒造
NHK連続テレビ小説「マッサン」(2014年10月~2015年3月予定)で、その生涯が描かれている「竹鶴政孝」さんの生家です。
竹鶴さんはニッカウヰスキーの創業者であり、また「日本のウイスキーの父」と呼ばれています。また400年近く続く日本酒の蔵元でもあります。
竹鶴政孝さんは、造り酒屋「竹鶴酒造」の跡取り息子として生まれ育てられました。大阪で勉学を学ぶ間にウイスキーに目覚めてスコットランドへ渡り、スコットランド人の女性と駆け落ち同前で日本へ帰国。大阪の山崎でサントリーの前身である工場を立ち上げた後に、北海道余市で独力でニッカウヰスキーを立ち上げました。
小笹屋酒の資料館
※現在は、狭いスペースで沢山の人が入り楽しむスペースがないということで、見学できないようです。
竹鶴酒造は、銘酒「竹鶴」の蔵元でもあるんですね。この資料館では、江戸時代からの酒蔵を使った酒造りの資料館として、古来の酒造りの道具や、現在竹鶴で販売されている日本酒などが展示されています。資料館は土日のみの営業です。
製造している酒を直販されています。この中には、ここでしか買うことができない蔵元のみで販売されているお酒もあるんですね。
純米酒や吟醸酒など、醸造種別別の米研ぎサンプルです。米は中心部に行くほど純度が高くて、研げば研ぐほど美味しい酒ができるんですね。吟醸酒の場合は米がほぼ球型になるくらいまで研がれます。もともと吟醸酒は、酒蔵の技術力を見せるために作り始めた酒なんですね。
これは、古い酒の販売道具や、酒ラベルのサンプルです。蔵元では大きな升から酒を量り売りしていたんですね。
酒は、米を研ぎ、蒸し、広げて冷まし酵母を種付けをするのですが、この道具はそれらを手作業で行う際の道具です。
これらは、すべて過去に実際に醸造に使用されていたものだということです。
酒の醸造の様子を描いた模型もあります。
場所 竹原市本町3丁目10−29
営業時間 8:00~17:00
定休日 月~金