八昌 幟町 昼間だけ開いているお好み焼き人気店八昌

※オープン前日の写真です

薬研堀通り入口のUCC看板から、電車通りを挟んで北側、幟町の広島マツダビルの横です。ここに５月８日から八昌さんがオープンされるということで早速行ってきました。ここは以前、「長久」さんがあった場所なんですね。しばらく営業されていなかったので気になっていましたが、こういうことになったようです。

ところで、広島に「八昌」という名前のお店は何軒かあるのですが、中にはあの八昌とは全く関係のないお店もあるんですね。しかしこのお店は正真正銘の・・・・・、そう、ミシュランガイド広島にも掲載されていて、今や「うまい広島」のお好み焼き・・、じゃない、うまい「広島のお好み焼き」ですね。場所は薬研堀のムフフ街・・・、という場所にお店がある有名店の、あの八昌さんです。のれんの色が青いことから、「青八昌」とも呼ばれることもあります。

今や広島を代表するお好み焼き店のひとつと言ってもいい、あのロペズさんをはじめ、多くのお弟子さん、孫弟子さんが活躍されておられることも、八昌さんの特徴ですね。

この幟町のお店の大きな特徴は、場所と営業時間なんですね。薬研堀が午後４時から営業という夜型のお店であることに対して、オフィス街にあるこのお店は午前１０時から午後３時の、昼型の営業です。おそらく、女性の方やご家族連れ、そしてサラリーマンやお一人様の方、ムフフ街店薬研堀店には、ちょっと行きにくいという方も、この場所だったら普通に来ることができます。観光客の方でも、定休日の日曜日・月曜日以外ならば昼食に立ち寄ることができますね。

八昌さんのメニューには、あまり余計なトッピングがないんです。ネギ、チーズ、イカ天という、純粋にお好み焼きの味を楽しむことができるものだけなんですね。

店内では、長久さんで使われていたカウンターがそのまま使用されています。長久さんの時はスナック風のカウンターを鉄板付きに改装されたように感じたのですが、同じものなのに、雰囲気が変わるだけで、完全にお好み焼き店の鉄板カウンターに見えるから不思議です。周囲には鉄板付きのテーブルが５～６卓くらいあったと思います。

この日は、お店に八昌のご主人もおられて、ほかに若い焼き手の男性と裏方や会計などされている女性が二名いらっしゃいました。薬研堀や五日市のお店もそうなんですが、このお店でも、従業員全員がテキパキと動かれているので、お店にいて気持ちがいいんですね。

お好み焼きを焼くときも、これはあくまで側から客として見て感じたことですが、大きなお好み焼き店でよくある流れ作業や、誰が何をといった役目があるのでなく、調理中のお好み焼きの前に誰ということなくやって来て、必要な手順をきちんとこなしていかれます。お店にいる全員が、今焼いている全部のお好み焼きの状態に気を配っていて、誰がやっても同じようにできる感じですね。よく有名店のお好み焼きのことを「アルバイトが焼いたお好み焼き」のような表現で揶揄される方がおられますが、八昌さんのお好み焼きを焼くところを見ていると、全くそんなことないというのが分かります。

通常のお店よりも1.5倍位あるんじゃないかと思えるような大きさ、そして写真では見えにくいですが二黄卵の黄身が中央部に半熟で浮いていてその上にソースがかけられているワイルドなお好み焼きです。

食べてみますと、もう、他のお店のお好み焼きとは全然違いますね。まずは麺の、麺パリの焼け具合が硬すぎることもないパリパリで絶妙なんですね。そして味。私は最近、最初にソースがあまりかかっていない部分を食べて味わうことにしているんですが、これがとても良い具合の塩味でおいしいんです。

八昌さんでお好み焼きを鉄板の上でヘラを入れますと、ジュージューと音がするんですね。とてもおもしろかったので動画を撮っています。

というわけで、こちらは外観から入るいつもの撮り方の動画です。

八昌 幟町
営業時間：１０：００～１５：００
定休日：日曜日、月曜日
そば肉玉：８６４円（2014/5確認）
サービス：★★★★★　店のおしゃれ度：★★★★★
お好み焼き：とてもおいしい＼(＠＾０＾＠)／[このマークの意味]
場所：広島市中区幟町14-17

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