お好み村は、もともと戦後にみっちゃんの屋台が他の人に広まったお店が集まってできた所です。なので、みっちゃんとよく似たクラシックな広島のお好み焼きを焼く店が多いんですね。クラシックなお好み焼きは麺が普通の固さ、たまごはヘラで鉄板に丸い形に広げて完熟焼きです。
さて、今回はお好み村にクラシックではなくて、半熟卵の麺パリのお好み焼きのお店があるとお聞きしましてやってまいりました。2階にあるちいちゃんです。
お好み村って、わたしのようにただお好み焼きを食べるだけというお客さんは少ないんですね。ビール片手に鉄板焼きというお客さんが多く、こんな感じで鉄板焼きのメニューが充実しています。
この近くのホテルには、お好み村の食事券付きの宿泊プランがあるところもあるのですが、居酒屋的な利用を想定して1200円くらいの券を出してくれるところが多いようです。
さて、お好み焼きです。この一つ目の写真は、ちょうどたまごのないお好み焼きを焼いているところに遭遇したのを撮りました。麺がパリっと焼けているのがわかると思います。2つ目の写真は、半熟のたまごが上に出ていてソースを塗る前ですね。半熟は、黄身の中央にちょこんと穴を開けてその上にお好み焼きを乗せ、少し待ってひっくり返す感じです。ひっくり返すまでに少し時間があるのですが、鉄板の温度がそこまで高くないのかもしれません。
ちいちゃんさんのお好み焼きは、ソースが、中心のたまごの部分を避けて塗られます。これは想像なんですが、ソースはお店で味に自信がある部分には塗らない傾向が多いんですね。このお好み焼きは中央のたまごの部分と周辺の麺がパリっとした部分を残してソースが塗られています。食べるのが楽しみです。
さて、まずは中央の半熟の部分、ソースがかかっていない部分ですが、ここにはソースをかけないほうが絶対においしいです。お好み村なのでミツワソースを使われているんですけど、半熟たまごとこのソースは、合わないんでしょうか。半熟には甘めのソースのほうがいいのかな・・・。
また、端のソースが塗られていない麺パリ部分の味はとてもいいですね。そしてお好み焼きは申し分ありません。ヘラを入れると蒸気が上がり、よく焼けた野菜が出てくるじゅうぶんにおいしいお好み焼きです。
ちいちゃん(お好み村2階)
営業時間: 11:00~24:00
定休日:火曜日
そば肉玉: 810円(2014/4確認)
サービス:★★★★ 店のおしゃれ度:★★★
お好み焼き:おいしい(o^-^o)[このマークの意味]
場所 広島市中区新天地5番13号 お好み村2F
大きな地図で見る