五日市の楽々園付近から北側に線路を超えてひとつめの大通り、西側が広島工業大学、東側は線路を渡る陸橋からコイン通りに降りてセブン-イレブンやウォンツのある交差点の二車線の通りがあります。そのちょうど真ん中辺りに八昌五日市店さんがあります。三階建のオフィスビルの一階で正面には、五日市中央小学校のプールが見える場所です。店舗前と店舗裏側に駐車場が多めにありますので、車でも便利です。
店内はとても広いです。その真中に、通常のお好み焼き店の3倍くらいの大きさはある鉄板と、その両端から奥に食べる専用鉄板がのびて、コの字・・・、手前から見たら凹の字型に伸びています。また鉄板付きテーブルの座敷が4卓くらいあったと思います。
※メニューは2014/2時点のものです。価格改定されています
お好み焼きのトッピングは、ネギ、チーズ、イカ天のみです。シンプルでいいですね。最近は観光客用なのでしょうか、トッピングをたくさん入れて一枚1200円くらいのお好み焼きを出す店が増えてきました。
でもね、あくまで個人的な考えですが、お好み焼きには余計なものは入れないほうがいいと思います。中でも生の海産物類は美味しくないと思います。
で、八昌さんは鉄板焼メニューとして「イカ焼き」「カキバター」があるのですが、その材料をお好み焼きのトッピングにしていないんですね。この辺は、うまいお好み焼きを食べてほしいという、お好み焼きに対するこだわりのようにも思えます。
写真のように、こちら側から見て一番右側で生地を焼き、だんだん左側に移動しながら焼いていくスタイルです。では、あらためて八昌さんのお好み焼きの特徴を復習しておきましょう。
・楕円形の大きなしっかりとした生地
・千切りより若干太くカットされたキャベツ
・野菜・天カス・豚肉を積み、上から多めのつなぎ生地
・時間をかけてじっくりと焼く。メニューには20~30分かかると記載されています。
・生麺を店で茹でて、鉄板上でラードをかけ麺パリまで焼く
・二黄卵の黄身を潰さずお好み焼きを乗せて短時間でひっくり返す半熟仕上げ(必ず二黄卵なわけではなく、季節や鶏の調子によるようです)
この、いわゆる八昌スタイルとでも言いましょうか、こういう形でのお好み焼きの焼き方ですが、八昌の薬研堀店や、ロペズさんや、さらにこのロペズさんで修行されたMasaruさん、とらじさん、やまさ家さんなどは、この八昌スタイルに近い焼き方をされていて、広島のお好み焼きのなかで一つの形を作っているのではないかと思います。
大きめのお好み焼きで、ボリューム感があります。このたまごの乗り方など、ワイルドだぜーって感じですね。麺パリと半熟の黄身、オタフクソースの若干甘目の味の組み合わせは最高です。文句なく旨いですね。
ところで、八昌っていろいろなところに同じ名前の店がありますが、全く関係のないお店もあるんですね。この八昌五日市店さんは、ここにお店ができるまで八昌薬研堀店のご主人をされていた方が経営されているそうです。
八昌五日市店
サービス:★★★★ 店のおしゃれ度:★★★★
お好み焼き:とてもおいしい\(@^0^@)/[このマークの意味]
営業時間 11:00~15:00、17:00~21:00
定休日 月・火(祝日の場合水)
そば肉玉 810円(2014/6確認)
場所 広島市佐伯区五日市中央1-3-33