柚香落ち着いたお店で食べる極細麺のお好み焼き

段原の柚香さん。柚香と書いて「ゆうか」と読みます。場所は段原中央交差点、イオンがある交差点ですが、北側の歩道をすこし東方向に歩いた道路沿いです。バスの場合は広島駅からトンネル経由の旭町線で段原中央バス停、車は段原イオンを目指してください。車で広島に来られる方は、広島東JCTから広島高速東雲IC経由が分かりやすと思います。

この段原中央交差点付近、お好み焼き屋さんが何軒かありますが、建物が区画整理のときに建設されているので、新しくてきれいなお店が多いのも、この地区の特徴なんですね。そういう場所にある柚香さんです。

お店に入った第一印象は、とてもきれいな店内です。若干暗めの照明、そしてテーブル、椅子、カウンターは統一されたインテリアというのでしょうか。静かで落ち着いていて清潔感があるお店です。

外から見ると小さな感じのお店に見えますが、奥行きは広いんですね。入口近くにまず、４人掛けのテーブルが２つあり、その奥の鉄板カウンターには５名位座ることができます。鉄板の後ろにはコミックや週刊誌がいくつか準備されています。ちなみに、テーブルでお好み焼きを食べるときには鉄板皿で提供されます。

そして、お好み焼きの鉄板が、とにかくピカピカなんですね。柚香さんはご夫婦でお好み焼きを焼いておられるのですが、ご主人がお好み焼きを動かすと、すかさず奥さんが、元焼いていた場所を磨くという連携作業なんです。お好み焼き店って、大きな鉄板を温度別に場所を使い分けていて、焼く工程によって温度が高い場所や低い場所に、お好み焼きを動かしながら焼くわけですが、とにかく動かしたらすぐに磨くんですね。これだけピカピカなのも、うなずけます。

お好み焼きは、極細の生麺を使われています。麺はややパリっと、これが固すぎず弾力が残っていて、絶妙なパリっとさなんですよ。そして麺にソースを少しだけ混ぜて焼かれてるところも、わたしは個人的に好きなんですね。野菜は時間をかけて蒸されているので、うま味が自然に出ている気がします。たまごは完熟焼き、ソースはオタフクを使われています。

極細麺を使われているお好み焼きといえば、悟空さんやひろみさんを思い出すのですが、柚香さんはお好み焼きを焼く時に抑えないので、全体が若干ふんわりしています。細麺で少しふんわりのお好み焼き、そういうのが食べたい方には、おすすめです。