広島愛にあふれるWEBサイト「I Love Hiroshima」の編集長さんと、常太郎さんに行きました。
常太郎さんのお好み焼きなんですが、個人的には、初めて広島のお好み焼きを食べる方ではなく、すでに広島のお好み焼きは何度か食べたという方に、食べていただきたいなぁと思います。と言うのが、このお好み焼きはとても個性的なんです。
お店の営業は夜のみで、おいしそうな鉄板焼きのメニューがたくさんあるんですね。お好み焼きをはじめ、全体的に量のあるメニューが多いので、複数人や多人数で行かれる場合にオススメです。
コウネの鉄板焼きです。このこうねという肉は広島でしか食べられないんですね。人間で言うと大胸筋のあたりになると思うんですが、20センチ位の筒型の肉で、それを薄切りにして鉄板や網で焼いて食べるんです。写真を見ると油っこいように見えるんですが、以外とあっさりしているんですね。柔らかさとこりこり感が最高で、塩コショーをつけながら食べるとおいしいです。
ホルモン。モツ鍋のホルモンは小腸を使うのですが、これはおそらく大腸だと思います。油が多い、柔らかい肉です。
広島カキのバターソテー。お好み焼き屋さんの牡蠣って大きくて食べごたえがあるんですよね。
ところで、お好み焼きのトッピングに「牡蠣入り」にすると、お好み焼きの上にこのようなソテーが乗るお店と、お好み焼きの中に入れて一緒に焼くお店があります。
広島の牡蠣とお好み焼きは、それぞれ味わいがあるんですよ。だからお好み焼きの中に入っていると、牡蠣をいつ食べたか分からないのでもったいないです。別々に食べるほうが断然うまいので、牡蠣トッピングを注文したいときは、牡蠣乗せか、中に入れて焼くのか確認してみてください。
さて、お好み焼きです。常太郎さんのお好み焼きで何よりも驚くのが、その大きさなんですね。この焼きはじめの写真を見てください。これで一人前なんですが、バラ肉が5枚と、そこから野菜がこれだけはみ出ていることで、大きさが想像できると思います。出来上がりも、軽くピザのMサイズくらいはありますね。それから、キャベツがご覧のように、千切りではなく大型の乱切りなんですね。キャベツの大きさとバラ肉とを比較してみてください。
麺は太めで、鉄板上で丸く整えてからしばらく放置する、みっちゃんと同じ方式です。ソースはオタフクの幟がありましたが、普通のソースとすこし味が違う気がしました。
食感は、麺がすこしパリパリ。そして、何よりも大きなキャベツがそのままの食感があります。普通のお好み焼きはキャベツが千切りで、中にはキャベツがとろとろになって存在を感じさせないようなものもあるのですが、それとは真逆路線の、すごく素材感のあるお好み焼きですね。そして、ただ多いだけではなく、野菜の素材感と一緒にお好み焼きとして、味にまとまりがあります。お好み焼きとしてはすこし変わっていますが、食べごたえがあるお好み焼きです。
常太郎さんのお店は、稲荷町電停から南に高くそびえる住友生命のビルの裏側にあります。周囲はビジネスホテルの、センチュリー21、東横イン、グランドインテリジェント、レガロホテル、コートホテルなどからは徒歩県内で便利です。
店内は、店内は、鉄板前の席とテーブル席があります。カープのユニフォームや選手のサインなどもありますので、カープファンの方は一度訪れてみても良いと思います。
常太郎
営業時間: 18:00~22:30LO.
定休日:日祝日
そば肉玉: 700円(2014/12確認)
サービス:★★★★ 店のおしゃれ度:★★★★
お好み焼き:おいしい(o^-^o)[このマークの意味]
場所 広島市南区稲荷町5-26 藤新ビル1F
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