上八丁堀にあるうどんの「ちから」がある隣、税務署の斜向かいになります。合同庁舎の正面でもありますね。ここに昨日11月4日から、武蔵坊上八丁堀店さんがオープンされました。OPEN記念の温玉サービスは、11月8日までということです。
武蔵坊さんといえば地蔵通りと横川に、すでに2店舗が営業されています。芳醇醤油味と濃厚胡麻味の二種類のタレがある汁なし担担麺専門店です。メニューには危険そうな「昇天」「DEATH」というのもあります。
上八丁堀店の店内、きれいなお店ですね。このベンチが、丸い木製で皮カバーというおしゃれなもの。武蔵坊さんのお店って、ここに限らずどのお店もセンスがいいんですよね。
武蔵坊さんでは、麺をくにまつさんの製麺所のものを使用されているのだそうです。開店祝いのお花もありました。
武蔵坊さんではこの上八丁堀店オープンを機に、全店で、辛さのシステムが変更になったようです。
辛さは芳醇醤油、濃厚胡麻のどちらも0辛~4辛までの5種類になりました。そしてポイントは、どの辛さでも山椒が入っていないものが運ばれてくるんです。そして、このテーブルにある、若・赤・青の3種類の山椒をセルフで使用。辛さは辛くない方から若・赤・青の順番なのだそうです。粒のままミルに入っているので、自分で挽いて汁なし担担麺にふりかけます。ああ、いい香り・・・・。
三種類の山椒の違いについてはあまり詳しく聞くことができませんでした。残念。いや、武蔵坊さんって、こういった中華スパイスにとても詳しそうな感じですので、ぜひ、それぞれの特徴や解説などを、お店においていただければ、選ぶときに便利だなぁ、と思います。
さて、運ばれてきました。器の緑色ベースの色が斬新ですね。写真は芳醇醤油2辛です。淡黄色で若干縮れた麺と醤油色のタレ、その上のそぼろとネギ、そしてセロリが一片のっている汁なし担担麺です。温玉には若干タレがかかっています。
武蔵坊さんの、芳醇醤油汁なし担担麺の大きな特徴だと言ってもいいと思いますが、このタレの中、麺の下の部分にいろいろな中華スパイスが仕込んであるんですね。スパイスと言ってもカレーのように辛いのではなく、調味料っていうんですかね。中華のいろいろな味を出すためのものみたいです。わたしが確認できたのは豆鼓、松の実、クコの実の3つなんですが、これらが粒のままで入っていて、混ぜるととんどん出てくる感じなんですよ。こういうのって、粉に挽いたものでも配合が難しい、微妙なものなんだって聞いたことあるんですが、それをこんなふうに粒のまま多種類を使うことって、相当に研究されたのではないかと思います。
そしてこれがね、そぼろやタレと混ざると上手い具合にいい感じの刺激になるんですよ。唐辛子の辛さや山椒の感触、これにまた別の辛さや塩分、コクといった、いろいろ奥深い味なんです。そして何よりも、ミルで挽いた山椒の粗挽き感がいい。粉末ではなくて粗びきの山椒の感触がなんともがうまいんですよ。
この味はクセになりそうです。そんな汁なし担担麺です。
動画を見ていただくと、麺を食べた後の残ったタレに、赤色が鮮やかなクコの実をはじめ、色とりどりの粒が残ています。
お店は、アーバンビューや裁判所、法務局のある合同庁舎などからすぐ近くです。ホテルユニゾからも徒歩で行くことができます。
OPEN記念の特典がもう一つありました。草津の「がんす」、おいしいですね。私、がんす好きなんですよ。個人的には、今、全国の和民で出ている呉の「がんす」のピリっとした感触が良くて大好きです。
武蔵坊 上八丁堀店
サービス:★★★★ 店のおしゃれ度:★★★★★
汁なし担々麺:とてもおいしい\(@^0^@)/[このマークの意味]
営業時間 11:00~15:00、17:30~22:30(土曜は昼のみ~15:30)
定休日 日祝日
汁なし担々麺+温玉+ご飯 800円(600円+100円+100円)、麺大盛+100円(ライスは大中小同料金)
辛さ 醤油・胡麻とも0辛~4辛、ほかにDEATH800円、昇天700円
場所 広島市中区上八丁堀5-1
汁なし担担麺 武蔵坊 上八丁堀店 (担々麺 / 縮景園前駅、女学院前駅、家庭裁判所前駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
弊事務所はこのビルの4階です。
機会があったらお立ち寄り下さい。
武蔵坊さん,昨日の昼はすごい行列ができていました。
私はまだ行っていませんが,そのうち行きたいですね。
もみじ日記様
ありがとうございます。機会あればぜひ寄らせてください、