千田町の、むかしむかしに広大があった跡地の一部に作られているアーバス東千田。スーパや飲食店などが並んでいる中に、電光石火東千田店さんがあります。店舗前はこれら店舗の共同の駐車場になっていて、一時間までは駐車料金が無料です。
では早速、電光石火さんへ。くつを脱いで上がったところにある、鉄板カウンター、奥には掘りごたつ方式の鉄板付きテーブルが何卓かありました。写真のようにきれいな店内です。
電光石火さんのお好み焼きの特徴は、こんもり丸くなった半球型のお好み焼きなんですね。お店では「3Dお好み焼き」と表現されています。麺は、いその麺が使われているんですが、全く固く焼かずツルツルの弾力ある仕上がりになっていて、さらに玉子は半球型を包みこむような完熟焼きです。
電光石火さんは新しいお店でメニュー等を見ても若者向けの感じなのですが、こんなふうに、麺の処理も玉子も、最近のあたらしいお好み焼き店に多いパターンと、あえて逆方向のお好み焼きを焼かれているんですね。これは、どうやら他のお好み焼き店とは異なった個性を出したいということのようです。
この半球型のお好み焼き、出来上がりがあまりに厚く、本当にちゃんと焼けているのか不安になるような、そのくらいの厚さなんですね。いや、実際に焼く工程では普通のお好み焼きと同じように、生地に野菜と肉を乗せてひっくり返し、麺も若干厚く整形される程度なんです。半球状になるのはその後で、麺と本体とを重ねてから、ヘラで中央に寄せて半球形にするんですね。見ての通りきれいなお好み焼きです。
上の1枚目の写真は一箇所切って広げたもので、この部分を取り去ったわけではありません。お好み焼き全体がそれだけ柔らかくなっているので、こんなふうに形も変えやすいんですね。このお好み焼き、普通の広島のお好み焼きの路線とは少し違うところもあって、そのことがネットを見ていても賛否があります。私はこの柔らかさとふんわり感は、とても食べやすくおいしいと思いますよ。とくに、いそのの麺で麺パリ処理がされていないのを食べる機会は殆ど無いのですが、これがすごくおいしいですね。いや、いその麺を麺料理に使いたくなるって言われている方がいらっしゃるんですが、これを食べると気持ちが分かる気がします。
サービス:★★★★★ 店のおしゃれ度:★★★★
お好み焼き:おいしい(o^-^o)[このマークについて]
営業時間:11:00〜22:30
そば肉玉:680円(2014/6確認)
場所:広島市中区東千田町1-1-108 アーバス東千田1F
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