楽さんは、炭火焼きの焼き鳥居酒屋さんです。で、その焼き鳥屋さんが、ランチタイムに汁なし担担麺限定で営業をされています。という話をお聞きしたので、早速行ってまいりました。お店の場所は国道183号、元の54号線を横川から北に進み祇園大橋を渡り、安佐南区に入ってすぐのところです。左側にあるパチンコ屋のすぐ先にあり、駐車場も若干あります。
この場所ですが、すぐ近くにはミシュランガイド掲載のラーメン店である一白さん、そして、おこわ弁当の名店よしきさんがあります。また祇園大橋を渡る手前は与壱さんや我馬さんなど、広島の中でもラーメンの名店が多くある場所で、広島有数のB級が熱い場所なんですね。そんなところで、焼き鳥屋さんが汁なし担担麺をということで、期待が膨らみます。
お店の中は写真のような、完全に居酒屋スタイルです。カウンターの他に座敷が2卓とテーブルが1卓あって、店内には焼酎キープがズラリと並んでいます。注文は、汁なし担担麺専門店のような自動販売機ではなく、このメニューを見て店員さんに注文します。(メニューの価格は3月以前のものです。最新情報はこのページ一番下を参照してください) やはりここは、スタンダードに、2辛、温玉、小ごはんといきましょう。
これを見て下さい。もう、専門店顔負けのトッピング調味料が並んでいるんですね。中には、ガーリックチップのラー油漬けや、唐辛子を輪切りにしたラー油漬けなんてのもあるんです。香辛料のラー油漬けなんて、汁なし担担麺の専門店でも、そんなに見ることはないですね。でも、これは取り扱いには注意です。そして、酢と黒酢が両方あるのも特徴ですね。写真に写ってないのですが、にんにく醤油や藻塩なんていうのもありました。
さて、汁なし担々麺が出てまいりました。麺は薄い黄色がかった白色縮れ麺、くにまつさんの麺と似ています。タレは醤油色で表面に若干赤色が見えます。この赤色ですが、どうやらラー油は使われてなく、出汁と唐辛子の色のようですね。挽き肉はタレの中に仕込んであります。そしてタレの中にはもうひとつ、ザーサイが仕込まれているのも特徴です。
混ぜるとクリーム色に若干赤みがかった色になり、辛くて美味しそうだというのを目で感じることができます。
いや、汁なし担担麺って、お店によっては混ぜた時の色で食欲が失せて、心が折れることがあるんですよ。こういう辛いものって、「食べるんだ」という意思を持ち続けることができないとギブアップになることもあるんですね。だから、この混ぜたタイミングの見た目というのは、わたしはかなり大事だと思っています。
さて実食です。山椒も唐辛子もよくよく効いていますよ。少し強めの山椒の刺激があり、タレは辛さの中にあっさり感があって、なかなか素晴らしい汁なし担担麺麺です。温玉が別皿なのもありがたいですね。いやぁ、専門店でも全然おかしくないと思いますよ。汁なし担担麺としては数少ない郊外店でもありますので、ぜひ頑張っていただきたいお店です。
再訪記事2014/12/31
再訪記事2014/9/11
再訪記事2014/6/9
※追加情報 楽さんは2014年9月に、専門店をオープされました。
汁なし担担麺 楽 小網町店2014/9/29
炭火焼き鳥 楽
サービス:★★★★ 店のおしゃれ度:★★★
汁なし担々麺:とてもおいしい\(@^0^@)/[このマークの意味]
営業時間 11:30~14:00、18:00~24:00(昼は汁なし担々麺限定、夜は居酒屋)
定休日 月曜
汁なし担々麺+温玉+小ライス 700円(600円+50円+50円)、大+80円、冷あり同価格(2014/4確認)
辛さ 0辛~3辛とMAX
場所 広島市安佐南区長束2-19-3